2016年5月14日土曜日

若狭路のしぐれて晴れてしぐれけり 森岡正作

若狭路のしぐれて晴れてしぐれけり 森岡正作
「出航」61号。鈴木六林男師の俳句に「鰯雲この頃日本海を見ず」があります。それほどに、日本海を見たくなるときがあります。若狭路の観光は、夏が人気でしょうが、冬の気候の変わりやすい日本海を視ることは、精神の栄養になるにちがいありません。しぐれをたのしみ、晴れてきたことを喜び、またしぐれはじめた日本海を眺めて、森岡さんはどんなことをお考えなのでしょう。

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