2016年11月19日土曜日

八月が入りきらない母屋かな 岡村知昭

八月が入りきらない母屋かな 岡村知昭
『然るべく』人間★社。母屋には、本や衣類や箪笥や、何から何まで預かってもらっています。でも、八月というさまざまなことの詰まった月は、母屋には入り切りません。敗戦への思い、厚くなる新聞、先祖の霊、帰省する子や孫、夏休み中の子どもたちの声、さまざまなものが母屋に集まり、あふれ出しています。「八月」という抽象によって、色々なことが想い起こされました。御出版、おめでとうございます。
*大阪教育大学天王寺キャンパスにて。

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