2017年5月23日火曜日

巣の燕しずか私も静かにす 池田澄子

巣の燕しずか私も静かにす 池田澄子
「俳句四季」6月号。朝から燕のヒナが鳴き合いながら餌を求めていましたが、午後からは静かになりました。ヒナたちは眠っているのでしょう。親燕は近くでその様子を見ているのかもしれません。私たちが生きていくためには、活動して音を立てることも必要ですが、こうして静かにする時間も必要です。澄子さん、それを燕の巣が教えてくれるのですね。
*岬町小島にて。

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