2017年6月27日火曜日

どの窓も山へ開いて柏餅 坪内稔典

どの窓も山へ開いて柏餅 坪内稔典
「俳句四季」7月号。一読して、東吉野の藤本安騎生さんの庵を想い起こしました。どの窓も山に開かれていて、川の音が聞こえ、しきりに鳥の声が届きます。柏餅を食べる、その一瞬のために、このような場所と人とお茶を選びました。いよいよ柏の葉を剥がすときがきたようです。
*大阪教育大学柏原キャンパスにて。

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