2017年7月28日金曜日

原子炉を抱え死すとも蟾蜍 渡辺誠一郎

原子炉を抱え死すとも蟾蜍 渡辺誠一郎
「俳句」8月号。蟾蜍(ひきがえる)ががっしりと掴む大地、その地続きに原子炉が在ります。この大地にやがては命を終えることになるでしょう。どんなに原子炉がこの大地を荒そうとも、蟾蜍として生きるほかなく、死ぬほかありません。それは、私たち人間も同じだと、宮城の渡辺さんは考えているのです。
*大阪国際ガンセンターにて。

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