あんぱんのあんを見て食ふ二月かな 阿部青鞋
『青鞋』阿部青鞋没後三十年顕彰「綱」特別号。阿部青鞋の透き通った肉声が聞こえてくる、そんな一巻が出現しました。あんぱんを食べるとき、そう言われれば二つに割ってあんを見ながら食べているなと、要所を衝かれました。こうして食べた方がよりあんぱんを愉しめます。時は二月、この時期は寒くなったり暖かくなったりと、気温の上げ下げが人を不安にしますが、その分希望にも向かわせてくれます。今日の昼は、行きつけのパン屋で、二つほどあんぱんを買って食べることにします。
*みさき公園駅のナウマン象。
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