大きめの靴に履きかえバレンタインの日 渡辺誠一郎
「俳句四季」2月号。「季語を詠む」というコーナーにバレンタインデーを詠んだ20人20句が並んでいます。これは作っても成功しない季語だなと読み進みますと、最後にこの句と出会いました。なぜ一度履いた靴を大きめの靴に履き替えたのだろうと、思いを巡らすことができます。バレンタインの日は、この人と思う人からチョコレートを貰えなかったり、その人から初めてチョコレートを貰ったりと、何が起こるか知れません。そこで、足元も少しニュートラルにしておく必要があるのかと。
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