2016年2月8日月曜日

逆光の横顔にして蝸牛 久保純夫

逆光の横顔にして蝸牛 久保純夫
「儒艮」16号。「新・若冲++を眺めながら」と題された75句から。描かれた若冲の生きものを観ていますと、不思議な緊迫感があって、その内にその世界に引き込まれていきます。その緊迫が「逆光」であり、引き込まれてゆく温もりが「横顔」というキーワードで表されているようです。この蝸牛の実在感を若冲を眺めることによって自分のものとするとは!
恐るべし、久保純夫。

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