2016年3月2日水曜日

寝過ごしてひとり降り立つ銀河かな 五島高資

寝過ごしてひとり降り立つ銀河かな 五島高資
「俳句大学」創刊号。寝過ごさないよう、時間に遅れないようにすることが、社会で生きる上での基本だと教わりました。だから、寝過ごしてしまったこと、遅れてしまったことに象徴性が与えられることはほとんどありません。しかし、ここには寝足りたときの心地よさと、過ぎてしまった時間へのあせりと、それを超えた自在さがない交ぜになっています。この国の人々は、銀河にこの身を出会わせることによって、このように自らを保ってきたのです。

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