陽炎を抜けて不思議の国にゐる 藤勢津子
「俳句」4月号。先月、ドラマケーションのワークショップに参加しました。ドラマ(劇)の要素を含んだコミュニケーションを体験する講座だと思っていただければいいと思います。その中で、他己紹介という、ペアになってもう一人の人を紹介するワークをしたのですが、一つ以上「嘘」を入れることになりました。この体験はとても面白く、どれが嘘なんだろうと集中が高まりますし、話しているうちに嘘と本当の境が曖昧になってきます。「不思議の国」というのは、ごく身近にあるのだなと感じました。陽炎のゆらめきはよく目にするようになりましたが、一歩進んでみると、結構不思議の国にたどり着くかも知れません。
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