2016年6月25日土曜日

青葉ざわざわねむくなれねむくなる 髙田正子

青葉ざわざわねむくなれねむくなる 髙田正子
「俳句四季」7月号。青葉騒(あおばざい)という季語がありますが、あえて「青葉ざわざわ」とされたのは、「ねむくなれ」「ねむくなる」というリフレインを生かすためでしょう。「ざわわ ざわわ」と森山良子さんの「さとうきび畑」の歌が聞こえてくるような、心地よい青葉のざわめきです。「ねむくなれ」というのは、自分に言い聞かせているように聞こえます。自分を許すというか、少しの間だったら眠ってもいいよ、と。そんなふうに許された心は、すぐにねむくなるのでした。

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