2016年12月28日水曜日

木枯のただ中首も首塚も 仲寒蝉

木枯のただ中首も首塚も 仲寒蝉
「セレネッラ」第10号・俳友客演。「虹の会」大船吟行より、と題された6句。北鎌倉の大船には、「玉縄首塚」があります。激戦の末、互いに討ち取った首を交換し、この地に葬ったとのこと。首は首塚の前の六地蔵のものかも知れませんが、ここは寒蝉さんご自身の首と捉えたいものです。生きてあるこの首も、討ち取られ葬られた首も、同じこの木枯のただ中に在る。その事実が、読むものを励ましてくれます。
*京都・嵐山。

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