2017年1月26日木曜日

初雪を歩く頭から歩く 坪内稔典

初雪を歩く頭から歩く 坪内稔典
「俳句界」2月号は、坪内さんのきれいなまなざしを捉えた写真で始まります。自選30句の1句。初めて雪が降って、一面に積もったとき、「頭から」歩き始めます。まず、真っ白な表面を頭の中のイメージですすみ、それから実際に誰も踏んでいない雪を頭から(最初から)足跡をつけていきます。グラビア写真のまなざしの向こうに、初雪が降っているようです。
*堺市役所エントランスの大時計。

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