2017年2月14日火曜日

寄鍋に決定的な一人欠く 仲 寒蝉

寄鍋に決定的な一人欠く 仲 寒蝉
「港」2月号。寄鍋は大勢で囲むに限ります。こんなにもたくさん集まったのに、「決定的な一人」が来られなくなりました。その場の賑わいをたのしみながら、それぞれがその一人のことに思いを馳せます。その一人ひとりの思いも含めて、寄鍋は煮え立っているのです。鍋一つでこんな重層的な書き方ができるのですね。寒蝉さん、還暦、おめでとうございます。
*「牙城・寒蝉と仲間たちの還暦を祝う夕べ」新大阪ワシントンホテル。

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