「俳句界」4月号。桂信子さんに師事された多映さん。私も何度か桂信子さんにお目にかかりましたが、いつも着物姿で姿勢よくしておられました。鈴木六林男師は、句会のテーブルに薬缶などをそのまま置いていますと、我々を叱りました。せっかく日常から離れて俳句の世界に入るのだから、生活の匂いのするものは置くな、と。信子さんの盛装には、きっとそれに通じる思いがあったのだろうと思います。自宅近くの加太漁港は、この時期に最も鯛が美味しくなるとにぎわいます。その姿は、信子さんの盛装から伝わってくる、俳句のたのしみに通じているようです。
柏原キャンパスの桜。
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