2017年7月25日火曜日

風鈴に隠し事なき夫婦なり 小川軽舟

風鈴に隠し事なき夫婦なり 小川軽舟
「俳句四季」8月号。ふけとしこさんや久保純夫さん、久保彩さん、「香天」の皆さんと孝子の森を尋ねたとき、珍しい風鈴を見ました。冷房のない森で風を待っていますと、風鈴の存在感はひとしおです。この句、冷房を切って開け放している、つましい暮らしぶりをまず想います。隠し事がないというか、隠さなくとも分かってしまう、そんな夫婦の暮らしに、今自然の風が通っていきました。風鈴を一つ鳴らしながら。なお、私ごとですが、同誌92ページに新作「短夜」16句を発表しました。お目に止まれば幸いです。
*岬町、孝子の森にて。

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