2017年8月14日月曜日

西瓜切るためと包丁研がれをり 草民

西瓜切るためと包丁研がれをり 草民(山野辺 茂)
 俳句大学。かつてはどの家にも研石があって、包丁を研ぎました。西瓜を切るときは、スパッと切らないと、崩れてしまします。「西瓜切るためと」と会話を想起させる書き方になっていますので、子や孫を迎える用意ではないかと。もちろん大きな西瓜は、まるごと井戸に吊して冷やして、来訪を待っています。

*大阪教育大天王寺キャンパスにて。

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