2017年10月13日金曜日

そこにいてそこにはいないきみがすき 久留素子

そこにいてそこにはいないきみがすき 久留素子
 川柳句集『アンモナイトを踏んでから』丘のうえ工房ムジカ。新鮮な川柳と出会える句集です。そこにいるのに、心はそこにはなく、別のことを考えたり、空想を愉しんだりしている、そんな「きみ」が好きだと。そこにいて、存在感がありすぎると、かえって気を使ったり、暑苦しく感じたりするものです。でも、こんな「きみ」となら、いつまでも、どこまでも行くことができそう。
*千曲市にて。

0 件のコメント:

コメントを投稿