2017年12月1日金曜日

一本のすすきを活くる真顔かな 中岡毅雄

一本のすすきを活くる真顔かな 中岡毅雄
「俳句」12月号。客人を迎えるために野の花を生ける、そんなひとときを想いました。一本の薄をどう配すれば大切な人を迎えることができるか、生ける人は真顔になって向き合っています。どんなお茶よりもお菓子よりも、こうして作られた空間が待ち受けてくれる静かさが、何よりのもてなしです。
*神戸ポートピアホテルにて。

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