2017年12月2日土曜日

古ぼけし月日の中の冬青空 津沢マサ子

古ぼけし月日の中の冬青空 津沢マサ子
「現代俳句年鑑」70周年記念号。過去はすでに終わった時間ですから、どんどん古ぼけていきます。けれども、あの日、あの時視た冬の青空は、今も鮮明に再現することができます。そう、今、目の前の冬の青空が、それを呼び覚ましてくれたのです。なにもかも遠くなって、時間は次第に速くなっていきますが、この空の青だけは日日新しい、そんな気付きに一句はつながってゆくようです。
*第39回全国公民館研究集会で神戸のポートピアホテルに来ました。

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