2018年2月8日木曜日

日向より伸びたる毛糸編まれをり 森岡正作

日向より伸びたる毛糸編まれをり 森岡正作
「俳句」二月号。日向から毛糸が編み手に届く構図に、思わずほほえむことになりました。この構図が生まれるためには、毛糸玉を日向に転がす必要があります。俳句には二つの時間が書けませんので、前半は消されているのですが、後半を読むと消された前半がゆっくりと立ち上がってきます。鈴木六林男師は、俳句は何を書くかではなく、何を書かないかが重要だと教えました。その教えが、一句によってよみがえってきます。

*守口市役所に教育長を訪ねました。

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