2018年3月10日土曜日

誰からも遠き心地の暖炉かな 櫂 未知子

誰からも遠き心地の暖炉かな 櫂 未知子
「俳句」三月号。何人かで出掛けてきたのに、暖炉の火を前にすると、一人になることができます。誰とでも近しく話しができるけれども、誰からも遠くなれる、そんな自在さを暖炉の火はもたらしてくれます。もちろん、しばらくこの火に温まったら、また同行の誰かに声をかけることになるでしょう。


0 件のコメント:

コメントを投稿