2018年3月7日水曜日

放たれて飛ばねばならぬ矢よ立春 ふけとしこ

放たれて飛ばねばならぬ矢よ立春 ふけとしこ
「船団」116号。矢のように飛ぶことは、はたして良いことなのかどうか。それほど良いこととは思えませんねと、としこさんの声が聞こえてくるようです。しかし、矢は弓にはまり、今まさに飛ぼうとしています。飛んでしまえば、そう悪くはないかも知れません。だって、「立春」という号令がかかったのですから。

*和歌山県古座にて。

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