新宿の誰も仰がぬ夏の星 高野ムツオ
「小熊座」十一月号。はじめて行くところなので、JR新宿駅からの道順を地図で確認する。ところが、新宿駅自体が大きすぎるので、うまく出口と目的のビルを結びつけられない。仕方なく、30分ほど早めに着くように出掛けることにする。その日のめあては、多文化のまち大久保のフィールドワーク。この地に住む青年に案内をしてもらい、十五人ほどで三時間かけて大久保のまちあるきをする。第何次かの韓流ブームとかで、大通りにも裏通りにも、韓流のグッズや食べ物を求めて大勢の若者が流れるように歩いている。ホットドッグの店に行列ができ、それをゲットした若者が、その場で食べ始める。あれほど並んで食べる価値があるのかどうか、そう思って並ばなかったが、今では少し後悔している。まちあるきのあと、同行した方の知るフィリピン料理の店で夕食を取り、新宿の夜空も星も見ないで帰ってきたことも。
*柿衞文庫にて。ここで行われた集いのあと、近くの酒蔵で出席者と飲み、「俳文」を書いている方と話しました。話は、俳画にも及び、俳句はただ鑑賞するだけでなく、俳画の俳句と絵のような関係がいいのではないかというヒントを得ました。そこで、このブログも、俳文調でチャレンジしようと思います。
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