香天
「香天」は、岡田耕治が編集する俳句誌です。
本誌は季刊ですが、香天集、代表作品、俳句鑑賞などを毎週アップします。
ページ
ホーム
香天集
香天本誌
俳句鑑賞
動画講義
香天紹介
句会案内
投句先はこちら
2020年4月16日木曜日
頑として火鉢の肩のなだらかに 石井 冴
頑として火鉢の肩のなだらかに 石井 冴
火鉢のなだらかさは誰もが認めるところでしょう。ところが作者は冒頭に、「頑として」という強い言葉を置きました。「頑としてなだらか」、この二つの矛盾する要素が、暮らしの中心をなす火鉢を象っているのです。頑とした父となだらかな母というイメージが一般的ですが、場合によっては逆かも。いずれにしても、暮らしの匂いのする秀句です。
*大阪教育大学天王寺キャンパスにて、ハルカスが隠れています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿