西尾 征樹
足の先から、冬を感じることは、季節に敏感であることを感じました。私は匂いで季節を感じることがございます。いまは、金木犀の香りがあちこちに致します。
十河 智
まちぶせ? 謎めいたこの言葉。まさか冬を待っているわけではない。ほのかな期待にときめきつつ、恋の相手を待つのだろうか。それとも、害を成すための悪意の待ち伏せ。相手が来る前に、冬の寒さが襲って来る。足先からじわりじわりと一句の展開がドラマチックでスリリングである。
桑本 栄太郎
この状況を色々考えてみました。昨日まで暖かい日が続いたものの、暦の上では立冬を迎え急に天候も悪くなり、今朝は一気に冬めいて感じます。その朝の出掛けの時の光景であり、冬のまちぶせに「先ず踏み出した足より冬となった」との俳人独特の比喩のようですね!
大津留 直
小学校三・四年生くらいの子どもが、仲の良い友達をびっくりさせようと、物陰に待ち伏せしている様子が浮かんで来ます。長い間じっとしていると、足の先の方から冷えて来るのです。それを、「靴の先から冬に入る」と表現しているのだと思います。
野島 正則
可愛い、小さな靴を想像しますね。
仲 寒蝉
あ!石川ひとみだ!ユーミンだ!!ちょっとストーカーっぽいのか、それとも刑事の張り込み?
大関博美
仲 寒蝉さん あたしもチラッと思いました。
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