2016年2月23日火曜日

金魚死ぬ一滴も血を流さざる 星野昌彦

金魚死ぬ一滴も血を流さざる 星野昌彦
「景象」105号。金魚鉢に泳がせていた金魚が、静かに水に浮いています。他の二匹はまだ泳いでいますが、この金魚には寿命が来たようです。水を替え、餌を撒いて、大切にしてきたこの金魚の死を受け入れるためには、このような透徹した眼差し、抑制した表現が必要だったのです。このように綺麗に死にたいと、ふと想起させる一句。

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