2016年2月25日木曜日

地球儀のそののち晴れず窓秋忌 松田ひろむ

地球儀のそののち晴れず窓秋忌 松田ひろむ
「鷗座」2月号。高屋窓秋忌は、1月1日。元日と詠むのか、窓秋忌と詠むのか、松田さんは後者に思いを込めました。私たちは地球儀を前にすると、その空の部分に居るのですが、どうもこの空は晴れる気配がありません。窓秋が亡くなったのは、1999年ですから、世紀末、新しい世紀はこんな世紀にしようという呼びかけもありました。その何れもが、実現するどころか、悪化の一途を辿っているようです。窓秋さんのダンディで静かな眼差しは、現代をどのように視ておられるのでしょう。

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