香天
「香天」は、岡田耕治が編集する俳句誌です。
本誌は季刊ですが、香天集、代表作品、俳句鑑賞などを毎週アップします。
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2016年5月2日月曜日
「浅蜊」 岡田耕治
「浅蜊」 岡田耕治
遠足のリュックサックを鳴らしけり
ものを食うときは並びて春の川
お玉杓子記憶の海へ放ちたる
草青む今日会う人の瞳にも
古草や背中に負いて軽くする
質問の角度が変わり松の芯
種袋振って気持を動かしぬ
蓮華草牛の咀嚼に巻き込まる
手を添えて人送り出す朧月
朧夜の骨を休めていたりけり
何時までも眠らずにいる浅蜊かな
夏兆す一枚の皿沈めおき
1 件のコメント:
松岡秀太
2016年5月2日 16:33
何時も素晴らしい俳句を有難うございます。
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何時も素晴らしい俳句を有難うございます。
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