2016年9月16日金曜日

銀漢のひとつぶとなる船宿り 山田佳乃

銀漢のひとつぶとなる船宿り 山田佳乃
「俳句α」10−11月号。大型のフェリーや客船に乗りますと、夜空を一層近く感じることができます。この船に泊まるのですから、特にしなければならないことはありません。ゆっくりと星を眺めていると、自身もその一粒になって輝きはじめました。私たちは何にでもなれる、なってその瞬きをたのしむことができる、一句はそう教えてくれているようです。
*広島県府中市立府中学園の体育館。とても高い天井に星空を想いました。

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