2017年1月13日金曜日

眼のみ右を向きたる雪達磨 久保純夫

眼のみ右を向きたる雪達磨 久保純夫
「儒艮」20号。雪達磨に向かいますと、いくつか気になるところがあります。特に眼は重要で、それが雪達磨の人格を決定づけるといっても過言ではありません。どうしかことか、この達磨さんは眼だけを右に向けています。まるで本当の達磨が、壁からぎょろっと眼をこちらに向けているようではありませんか。でも、雪達磨の眼を正面に向けることはできません。そのように在ること、そのように解けることが、この達磨の命なのですから。
*大阪教育大学柏原キャンパス、石のベンチ。

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