天窓に雨降りかかる冷し酒 岡田一美
天窓に雨降りかかる冷し酒 岡田一美
『記憶における沼とその他の在処』青磁社。昨日のような雨の日、天窓を見上げますと、後から後から雨粒が落ちて、ガラスを濡らしていきます。テーブルの上には、切子のグラスにお気に入りの冷酒が注がれています。しばらくは、あれこれ料理を頼まずに、この冷酒だけを愉しむことにします。乾したグラスにもう一度それを注ぎますと、グラスの底が天窓になって、そこへ天からの恵みが降り注いでくるようです。一美さん、至福のひとときをありがとうございます。
*大阪教育大学前駅へ。
0 件のコメント:
コメントを投稿