2019年8月20日火曜日

香天集選後随想 谷川すみれ、玉記玉の作品から

選後随想  岡田耕治

人間を大きく曲がりかたつむり 谷川すみれ
「香天集」56号。かたつむりが大きくゆっくり進んでいきます。どうもこの人間を避けて大きく旋回していくようです。かたつむりにとっては、人間はどうしようもない障害物です。我々が生きづらいのは、かたつむりから見たこの大きさのせいかもしれません。

右の手で考えることソーダ水 玉記玉
「香天集」56号。手を動かすことによって脳が活性化され、記憶が定着すると言われています。右の手でマップなどを書きながら、俳句を考えているのでしょうか。その前には泡を出し続けるソーダ水が置かれています。考えごとをするために設けられたゆたかな時間。

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