2021年7月19日月曜日

心太三時になるを待っており  耕治

 
大津留 直
 「三時」と言うと、幼い頃、今日は何があるのかとわくわくしながら待っていたのを思い出します。食べ盛り三人の子供たちのために、毎日の食事だけでなく、おやつまでも用意するのは大変だっただろうと母の苦労を偲びます。しかし、若い母は、いつも笑顔で、「今日は、心太よ」と言って、心太の説明を始めます。

仲 寒蝉
 食べられるのを待っている心太の気分ですね。食べられるのが嫌じゃなくて待っているというところがいいです。

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