桑本 栄太郎
先日、川べりの地道を散策していましたら飛蝗が飛び出し、小生の足下を前へ前へと測ったように跳んで行きました。このコロナ禍の今の世では、飛蝗さえディスタンの距離を見通して跳んでいるようですね!
十河 智
飛蝗、溜めて溜めて、跳びますね。そこのところが、どんなに大きく飛んでも、「距離を見通している」、力の範囲内と映りますね。
もう終わりましたが、オリンピックで跳躍の競技を見ているときのことを思い出すと、同じようでも、選手はぎりぎり見越せる以上の跳躍を力の限り飛んでいたのですね。この句。そんなこととは全く関係ないのでしょうけれど、私の考えもかなり飛躍してしまいました。
大津留 直
私の子供の頃の経験から、この通りだと思う。その頃住んでいた東京でもバッタがたくさんいてよく遊んだものである。私が近づくと警戒して逃げるのだが、そんなに遠くへは飛ばない。せいぜい五メートルくらいだと思う。それで、また近づくと、また、同じくらいの距離を飛んで逃げる。その経験から、この句を拝読して、まさに、その通りだと思った次第です。
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