2021年8月27日金曜日

つくつくし分からなくなること増やし  耕治

桑本 栄太郎
 熊蝉の鳴き声の勢いが弱くなり、法師蝉が鳴き始めました。しかし、今年の秋は長雨の為でしょうか? 全体に勢いがないようです。このコロナ禍の現代のよう情報過多の為、混沌として居り分からない事ばかりですね!

十河 智
 まだつくつくぼうし聞きません。セミの季節の最後の最後ですね。
 蝉で最近思うことがあります。まず熊蝉が近畿でも普通になったこと。ミンミンゼミ、アブラゼミをめっきり聞かなくなったこと。今年は、雨の涼しさのせいか、蜩が早く鳴いたこと。セミの鳴き順など、昔ながらのところが、近年、でたらめになってきて、おかしくなっています。「わからなくなること」の一つです。
 夏になると、蝉の声をきくと、それだけでも、国土に、地球に何かが起きているなと感じてしまいます。

仲 寒蝉
 梶井の「城のある町にて」にも出て来る法師蝉ですが、あのフーガのような声を聴いていると正に考えが堂々巡りして分からなくなるような気が。

 

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